【古巣帰還】パク・ビョンホがネクセン復帰会見。「また力になりたい」

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復活を誓う50発男。

3月24日にシーズンが開幕する韓国プロ野球。今年の注目はメジャーからの「出戻り組」だ。その中でも移籍前は2年連続50本塁打を放って意気揚々だったパク・ビョンホは古巣のネクセンに帰ってきた。背番号は以前と同じ「52」に決まった。

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写真:ネクセンの主砲だったパク・ビョンホ

以前からネクセンへの復帰は決まっていたが、入団会見はまだ行われていなかった。そして1月9日、多くのメディアの前で盛大な記者会見が執り行われた。この日まで延びていたのも本人がまだ帰国していなかったからだ。

会見の中でパク・ビョンホはメジャー挑戦に失敗したことを認めていたという。「アメリカで活躍できなかったことで多くのファンが失望したと思う。自分はすべてを受け入れて今回、ネクセン復帰を決めた。またチームのために力になりたい」と決意を語った。

2年間、ツインズでプレーしていたが初年度は62試合に出場して打率.191 12本塁打 24打点と不本意な成績に終わっていた。現地メディアからは「バットに当たれば飛距離は出るが、その当てるまでが一苦労だ」と言われていたこともあるという。

そして巻き返しを狙った昨季は春先に右太ももを痛めたこともあって3Aスタートとなった。記録をみると111試合に出場していており、復帰後はレギュラーとして活躍していたのだろう。打率.253 14本塁打 60打点だった。本塁打が自慢の打者にとって打率と三振数はある程度、目をつぶらなければいけない思うが、昨季は3Aでも130三振と精彩を欠いていた。シーズン終了後はチームを退団し、ネクセン復帰を決めた。

パク・ビョンホ退団前の15年シーズン、ネクセンはリーグ1位の203本塁打を放っていたが、この2年はその本数が減少し、16年は137本で昨年は141本となっている。もちろん、パク・ビョンホが2年連続50本を放っていたこともあるが、約半分も減っておりチーム自体も元気がない。

パク・ビョンホは「今年はこの2年間、満足にプレーできなかったうっぷんを晴らしたい」と話している。彼にとってこれまでと違うのはチームの本拠地がコチョクドームになったことだ。メジャー移籍後からネクセンはこの球場を本格的に使うことになったためにパク・ビョンホはプレー経験がないはずだ。ドームでの試合は15年プレミア12で札幌や東京で経験済みではあるが、大きさも何もかも違う。

また以前のように50本塁打に迫る活躍をしてくれるか。彼の打棒に注目したい。メジャーで失敗したとはいえ、ネクセンにとって主砲が帰ってきたことは朗報なのだから。

出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=109&aid=0003694903

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