とてもありえない話。
昨日1月9日、韓国・ネクセンは2年連続50発男であるパク・ビョンホの復帰会見を行った。本人はメジャーで活躍できなかった悔しさをぶつけたいと意欲的だった。ネクセンは彼のほかに路頭に迷うもう1人の大砲を受け入れる可能性もある。それがカン・ジョンホだ。
映像:本塁打を放つカン・ジョンホ
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=fxFVB8mcBAA)
カン・ジョンホといえば3度の飲酒運転の影響でアメリカのビザが取得できずに昨季はプレーすることができなかった。その後はウインターリーグにも参加したが、まったく打つことができずに戦力外となっている。
今のところはパイレーツからリリースされたという情報がないため、球団としては完全に見放した訳ではない。しかし、時間が経った今でもビザ取得は難しいため、韓国に戻るか、また他国でのプレーを考慮しなければならない。
今年もメジャーに戻ることができないとすれば復帰の第1候補となるのが彼の古巣であるネクセンだ。もし、チームがカン・ジョンホを復帰させたいと表明すればまずは書類を書くところから始まる。それから本人と直接交渉という流れだ。もし、決裂した場合は他球団との交渉も可能になる。
しかし、これまでの韓国球界を振り返ると飲酒運転や賭博をした選手たちに対して処分をしている。以前、イム・チャンヨン(現KIA)が賭博をした際には全144試合の半分にあたる72試合の出場停止が課せられた。今回のカン・ジョンホに対しても韓国に復帰するときにも同様、またそれ以上の処分があるだろう。
これらの処分を受けずにプレーするためには日本か台湾ですることがよい。なぜかこれは多くの韓国メディアが報じていることだが、日本球界が前科がある選手を受け入れるはずはない。選手としての実力だけをみるとメジャーで通用していたのだからある程度は成績を残すことができる。話題にもなるが、カン・ジョンホを受け入れればファンや関係者から多くの批判を浴びることは目に見えている。
台湾でもそう簡単に彼を受け入れるとは考えにくい。確かに過去を振り返るとメジャー通算156勝のフレディ・ガルシアや555本塁打のマニー・ラミレスを入団させたが、当時とは全く話が違う。特にラミレスは「問題児」とは言われてはいたものの、犯罪に手は染めてはいない。
カン・ジョンホの選択肢が狭まるばかりだが、韓国でプレーしたほうがよいのではないか。どれほどの出場停止処分になるかは不明だが、ビザを取得し我慢すれば確実にプレーすることができる。さすがにパイレーツもずっとは待ってくれないだろう。
出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=109&aid=0003695276