【助っ人記録】中日加入のディロン・ジー。台湾のファンにも知られた存在

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メジャーでの実力は台湾でも有名に。

今季の日本球界もメジャーで実績をもつ選手たちが入団してきた。特に中日加入が決まったディロン・ジーは韓国や台湾でもその名前が知られている。特に韓国でも複数球団が獲得に名乗りを挙げていたという。台湾では2つの意味でジーは有名だ。


映像:メッツ時代のジー
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=Jppi-tVQrsg)

ジーについてはこれまでの報道にあるようにメジャー通算51勝を挙げ、11年と13年には2桁勝利を記録している経験豊富な先発として活躍が期待されている。特にこの2年で1人も2桁勝っていない中日にとって心強い戦力になるだろう。

台湾とジーとの関係性は11年オフに遡る。当時、台湾代表はメジャーリーグオールスターを呼んで5試合戦った。台湾は王建民をはじめ、陽耀勳(現Lamigo)や郭俊麟(現西武)が出場したのに対し、メジャー組はマーク・メランソンやロビンソン・カノ、カーティス・グランダーソンなどの名前がある。そのメンバーの中にジーもいたのだ。結果的に全5試合、すべてメジャー組が勝利した。

ジーはこの試合の第4戦で投げている記録がある。投球の詳細については現在調査中だが、実際に台湾の球場で投げている映像があった。


映像:投球練習中のジー
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=Xl6gkQ4EB-s)

これは日本メディアにも共通することだが、外国人選手を紹介する際に「〇〇とチームメイトだった」と報道されることが多い。そうすればファンにとってその選手を想像しやすいからだ。台湾のファンにとってジーは11年に来台したオールスターメンバーとしてではなく、王建民のチームメイトとしても有名だ。

ジーは16年にロイヤルズに移籍すると先発とリリーフのスイングマンとして33試合に登板し、8勝9敗 防御率4.68の成績を残した。王建民はリリーフとして待機していたこともあって会話する機会も多かったという。

我々、日本のファンにとって彼の投球はまだ未知数だ。メッツ時代のような投球をしてくれたら文句なしだが、新しい環境に飛び込む以上、確実に成功できるかどうかはわからない。彼の適応能力次第だ。

出典元:
http://sports.ltn.com.tw/news/breakingnews/2317626

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