助っ人としての目標。
台湾では既に春季キャンプが始まっているが、日韓両国ではもうすぐ球春到来だ。いよいよ選手達がユニフォームを着用し、シーズンに向けて準備を進める。韓国での注目の1つはNCダイノスに入団した王維中だ。
映像:NC入団が決まった王維中
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=kkHDL9vCGeM)
1人の助っ人してだけではなく、球界初の台湾人選手としても話題性がある。NCは本日1月30日、キャンプ地のアリゾナに向けて出発。韓国を離れる前に王維中は韓国メディアから初めて取材を受けた。
王維中は「ケガなく1回でも多くのイニングを投げたい。目指すは10勝だ」と話している。彼は151キロの直球とカットボールやシンカー、チェンジアップなど球種が多彩で25歳でありながらメジャーで経験を積んできた。
NCのキャンプ地であるアリゾナは彼が所属していたブリュワーズもキャンプを行っている場所であり、一言でいえば「帰還」になる。アメリカから韓国に行って、そしてまたアメリカに帰るという大忙しだ。現地ではブルペン投球よりも体づくりを中心に練習をしたいという。目標は多くのイニングを投げることであり、その分のスタミナが必要だ。
韓国は打高投低と言われているリーグだが、シーズンをみるとよく助っ人選手がタイトルの上位に名前を連ねていることが多い。王維中にとってまずは環境適応と韓国人打者の特徴を知ることが大事になってくる。食事に関しては好きなものが多いらしく、問題ないだろう。後は肝心の成績で防御率は3点台なら合格点といえるだろうか。
まずはアリゾナキャンプでチームに溶け込むことだ。球界初の台湾人選手として大きな期待がかかっているが、それを力に変えることができるか。ぜひとも結果を残してほしい。
出典元:
https://sports.ettoday.net/news/1103519