【大物紹介】大型新人・清宮と対戦の可能性がある2人のLamigo助っ投

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日本ハムが迎え撃つ強敵たち。

2月1日からプロ野球のキャンプがスタートした。唯一、アメリカで練習を行っている日本ハムはダイヤモンドバックスの施設を使用し、シーズンに向けて準備を進める。やはりその中で注目なのはドラフト1位ルーキーの清宮幸太郎だ。彼が本拠地である札幌ドームデビューを果たすのは2月28日、3月1日にかけて行われる台湾・Lamigoモンキーズとの交流戦と言われている。


映像:Lamigoの先発陣の一角、ダウンズ
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=Imk2iYc5OtE)

その清宮と対戦する可能性があるLamigoの2人の助っ投を紹介したい。まず1人目は左腕のダリン・ダウンズだ。

今季で台湾球界3年目を迎えるダウンズは191センチの長身から投げる最速148キロの直球とスライダーとカッター、シンカーを投げる先発投手。台湾球界1年目の16年は統一ライオンズに所属し、10試合で0勝5敗 防御率6.75と散々な成績に終わった。その後、Lamigoは球界に慣れた彼の可能性を見出して入団させた。

この判断は正しく、昨年は開幕から先発ローテーションに定着すると25試合に登板し、10勝3敗 防御率3.49とチームの台湾シリーズ優勝に貢献した。防御率はリーグ3位、143奪三振は4位と一定の結果を残して今季も再契約となった。ちなみにメジャー時代はタイガースとアストロズに所属し、3年で4勝しか挙げることができなかったが、異国の地で能力が開花している。

続いて2人目は今季からLamigoに加入した先発右腕、マイケル・ニックスだ。


映像:統一時代のニックス
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=e0sj-LK-Lyc)

ニックスはメジャーリーグや独立リーグ、メキシコやプエルトリコと数多くの場で投げてきた苦労人。身長はダウンズよりも高い196センチで最速148キロの直球とフォークを武器とする。昨年は統一で投げており、10試合で2勝5敗 防御率5.40の成績だった。多くの打者にとって角度のある直球と動く球は苦戦する。彼も夏場からの登板で環境適応に時間がかかったが、慣れた今季はダウンズ同様に秘めたる力を発揮しようとしている。

助っ人選手は体の調子以外でも環境適応といった自身のプレーのためにやらなければならないことがある。特にニックスは同じ台湾のチームとはいえ、移籍となるため、また1つ課題をクリアしなければならない。本人たちの調子を見極めて調整次第にはなるが、2人は日本ハムとの交流戦での登板に向けて準備をするという。

既にダウンズは本日2月2日からチームに合流している。一方のニックスはもうしばらく時間を要するようだ。今年の台湾球界の開幕日は3月24日であり、日本ハムとの試合は日程的には実践登板にはちょうどよい時期になるのではないか。千葉ロッテとの交流戦には参加はしないものの、台湾の「大王」こと王柏融も札幌では猛打をみせる。

黄金ルーキーの清宮にとって助っ投との対戦は今後の日本でのプレーにおいて大きなヒントとなるはずだ。また、王柏融とも日台の長距離打者の競演をぜひ見てみたい。

出典元:
https://sports.ettoday.net/news/1106301

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