千葉ロッテ打線の刺客達。
2月17日、18日に石垣島で開催される千葉ロッテマリーンズ対Lamigoモンキーズの交流戦。3年連続となる対戦の時が迫ってきた。Lamigoは本日2月15日、試合に出場する選手26人を発表。今回は2年連続4割の王柏融は出場しないが、若手主体でメンバー編成されており楽しみな人材が多い。
そこで必ず試合に登場するLamigoの先発投手2人を紹介したい。1人目は初戦で先発する黃子鵬(ファン・ズーホウ)だ。
映像:台湾ウインターリーグで好投する黃子鵬
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=v4u-GOzjq4U)
現在23歳の黃子鵬はチームでも貴重なサイドスロー右腕でシンカーやスライダー、チェンジアップを武器にする。まだ一軍経験はないが、大きく曲がるスライダーを武器に昨年のウインターリーグではCPBL選抜の一員として4試合で先発し2勝1敗 防御率1.08と好成績を残した。
プロとしては二軍で1試合に登板したのみでまだ未知数な部分はあるが、アマチュア時代には数多くの代表経験があり、過去には巨人三軍との交流戦にも参戦した経験を持っている。今回の千葉ロッテとの試合によって今季の先発ローテーションに入ってくる可能性もある。上の映像をみてもスライダーの変化は「エグい」と言えるだろう。注意したい球だ。
次に2人目。第2戦に先発する林樺慶(リン・ファーチン)だ。
映像:昨年11月の千葉ロッテ戦で投球する林樺慶
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=xIYqluevU0U)
彼はある意味、千葉ロッテ戦専門投手。昨年、台湾・桃園国際球場で行われた千葉ロッテ戦でも登板し、石垣島の試合でも今回で3年連続の先発となる。最速147キロの直球とツーシームやフォーク、ナックルカーブ、チェンジアップ、スライダーと球種が多彩で昨年は20試合(18先発)に登板して6勝4敗 防御率5.25とキャリアハイの成績を記録した。
既に中学時代には球速140キロの直球を投げていたことから大きな注目を浴び、日本の高校行きも選択肢の1つにあったという。高校時代は伸び悩むも大学時代は開南大でアマチュア代表監督も務める元阪神の郭李建夫の指導のおかげで球速は145キロ以上を計測するようになった。つまり、彼も郭李監督の門下生の1人なのだ。
今回で3年連続となる石垣島での交流戦は過去2回、どちらも1勝1敗で終わっており未だに2連勝で完全勝利をしたチームはない。千葉ロッテは井口資仁新監督の元、Lamigoと初めて対戦する。Lamigoは先日、色川冬馬監督率いるアジアンアイランダーズと練習試合を行い、2連勝を飾っている。王柏融が出場しなくとも若手主体で勝ちを目指していく。
果たして3回目の石垣島決戦はどちらに軍配が上がるのか。ぜひ、Lamigoの選手達にも注目してほしい。
出典元:
https://sports.ettoday.net/news/1115079