ベストメンバーと対決へ。
2月1日から始まった春季キャンプも後半を迎えようとしている。今年は松坂大輔や青木宣親、清宮幸太郎など注目すべき選手が多く連日のように各球団のキャンプ地は盛り上がりを見せている。ちょうどこの時期は練習試合も始まり、選手の状態を観るには絶好の機会だ。
選手によっては復活を目指す選手も数多い。その中で昔のような投球をもう1度見たいと思うのはやはり松坂だ。
映像:ブルペンで投球する松坂
(出典:You tube https://www.youtube.com/watch?v=woJgxlxkBeE)
これまでの松坂はちょうどこの時期になると体のどこかに異常が見つかり、もう投げることができずそのままリハビリに入ってしまう場合が多かった。しかし、ここまでは異常なくブルペンでの投球もできており順調に調整を行っている。練習だけではなく、ファンとの交流も大切にしており、即席サイン会を開催する姿も報道されている。
現時点では2月21日に打者相手に投球し、そして26日には韓国・ハンファイーグルスとの練習試合で登板する予定になっている。その相手となるハンファの母国・韓国メディアでも松坂は注目の的だ。キャンプが始まってからというもの日本球界の報道は阪神に加入したロサリオか松坂のどちらかの内容が大半を占めているのだ。
中日はすでに12日の試合でハンファと対戦しており、そのときは6対0と快勝で相手打線はわずか1安打に抑えてまさに完全なる勝利を飾った。そして2度目となる対戦は松坂がマウンドに立つ可能性がある。2度も負ける訳にはいかないハンファとしてはほぼベストメンバーで臨んでくると予想される。その中にはキム・テギュンも含まれる。
松坂本人は「ブルペンで投げるのと実際に打者に対して投げるのでは感覚が違う」と話すように21日のブルペン次第で26日の投球内容が変わってくるだろう。登板するとしても2イニングほどで終わると思うが球速は一体どれほど出るのか。日本だけではなく、韓国メディアも注目している点だ。
復活を目指す中日の背番号99がマウンドで躍動できるかどうか。ハンファは日本を代表する投手の球を最初に対戦する貴重なチームとなる。韓国メディアも「松坂は一軍の最低保証年俸で中日に入団し、復活を目指している」と平成の怪物の動向を気にしているのだ。
出典元:
http://sports.news.naver.com/wbaseball/news/read.nhn?oid=109&aid=0003720938