名古屋のアンパンマン、来日中。
今年控えている野球の国際大会といえば8月にインドネシアで開催予定のアジア大会だ。日本は社会人代表が参加することになっており、彼らにとっては貴重な国際試合の経験となる。ライバルになる韓国はプロチームで臨む。そんなプロ軍団を率いるのはお馴染みのソン・ドンヨル監督だ。
昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップから成績に代表監督として指揮を執ったソン・ドンヨル監督。結果は台湾に勝利した1勝のみだったが準優勝だった。元々はプレミア12やWBCで投手コーチ、韓国球界ではサムソンとKIAで監督を務めていたこともあり経験はすでにあった。
大会は言ってしまえば試運転のようなもので今年の国際大会からは本格的な代表監督経験を積むことになる。もちろん8月に控えているアジア大会で狙うのは優勝であり、そのためには早い段階から選手を選出しなければならない。思い立ったソン・ドンヨル監督は昨日3月2日、日本に向けて出発した。
今回は沖縄でキャンプを張っている韓国球団の選手達と本日3月3日から行われる侍ジャパンとオーストラリア戦を観戦するための来日。ちなみに本日の侍ジャパンの試合は運命なのか、彼が活躍したナゴヤドームであり、代表戦の前には星野仙一前監督の追悼試合が行われる。現地で侍ジャパンの試合を観戦する方がいればぜひ、監督を探してみてはどうだろうか。
予定では侍ジャパン戦を観戦後、明日4日から沖縄に移動して韓国球団の試合を観るという。既に韓国ではアジア大会に向けてリーグ戦を途中中断することを決めており、優勝に向けて本腰を入れているのだ。ソン・ドンヨル監督は「昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップでは大きな教訓を得た。今回の沖縄視察で選手達の能力を確かめたい」と話していた。
侍ジャパンの稲葉篤紀監督同様に国民から大きな期待を受けているソン・ドンヨル監督。今後の予定では5月中にアジア大会の1次メンバーが発表される。
出典元:
http://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=241&aid=0002760943