期間限定でも自分の「色」を。
台湾プロ野球の魅力の1つは壮大な応援だ。自軍の攻撃中は休むことがないダンスと音楽で球場全体を盛り上げていることもあり、中国語が分からなくともファンはすぐにその場に馴染むことができる。その中でも男性なら自然と注目してしまうチアガールの存在はとても大きい。
チアリーダーは全4球団すべてに存在し、特にLamigoモンキーズのチアリーダー「LamiGirls」は千葉ロッテや日本ハムと交流戦を行う機会があり日本のファンにも認知されるようになった。今季からその中に期間限定ではあるが、元カンパイガールズの今井さやかが加入することになった。
カンパイガールズは15年に誕生したZoZoマリンスタジアムで売り子をしながらアイドル活動をするグループ。時にはCD発売記念イベントの開催やビールの売り上げノルマを設定するなど球界を盛り上げる役割を担った。昨年はシーズン開始からメンバー売り上げ合計35,000杯に満たなかったことから残念ながら解散となった。
このグループのリーダーを務めていたのは今井であり、Lamigo球団とは14年の交流戦から交友があり昨年は実際にLamigoの本拠地である台湾・桃園国際球場で行われた統一ライオンズとの公式戦でカンパイガールズのメンバーとしてライブや写真撮影、サイン会も開催した。
そして本日3月18日、正式にLamigirlsのメンバーとして加入することが発表された。球団によると開幕戦の3月24日からの2連戦や4月22日までの週末、5月11日、12日の期間限定の活動だという。たとえそうであっても彼女のおかげでLamigoだけではなく台湾の球団がより日本のファンに身近になることだろう。
Lamigoは積極的に日本イベントを開催しており、国際空港からのアクセスも便利なことからより人気がある球団に進化している。今後は先日の日本ハムとの交流戦でも魅せた盛大な応援に今井も加わることになる。果たして今回の活動が彼女自身や日本の野球ファンにどのような好影響を与えるのか。今からシーズンが楽しみだ。
出典元:
https://www.nownews.com/news/20180318/2719089