昨日1月18日から静岡県で「静岡女子野球フェスティバル」が開催されている。2日間にわたって行われるこのイベントは2部構成で、1部は袋井市にあるエコパスタジアムで女子野球教室があった。ゲストには元巨人の高橋由伸さん、エイジェック女子硬式野球部の吉田えり監督と川端友紀選手が参加し、83人の選手と時間を過ごした。
そして2日目となる1月19日は、静岡市役所に場所を移して「ガールズベースボールアカデミー」が始まった。最初は「女子スポーツと地域活性」をテーマに元なでしこジャパンの海堀あゆみさんと、元マドンナジャパンの今由起子さんによる基調講演。海堀さんからは佐賀県みやき町で行われている女子サッカーで地域おこしの取り組み、今さんからは北海道における女子野球普及・発展についての報告がされた。
次に「世界で勝てるグッドコーチ」と題して、海堀さんと今さん、川端選手が登場。彼女らが代表選手当時に指導を受けた佐々木則夫、大倉孝一両監督とのエピソードを披露した。2人に共通するのは選手とのコミュニケーションがうまく、選手の個性をマネジメントできる能力だった。会話を重ねて知る選手のこと、代表チームは短期決戦の場合が多いが、両監督はこの能力に長けていたのだ。
つづく!