【心配】2020年-コロナウィルスの猛威が中国野球にも影響

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写真:中国・中山市で販売されたTシャツ

2019年、アジア野球の大きなニュースの1つとして、中国の躍進があった。侍ジャパン社会人代表が出場したアジア選手権では、韓国を2度破って大会3位。国際大会デビューとなった中国女子野球代表は、アジアカップで4位となり、2020年9月にメキシコであるW杯出場を決めた。

そして、2020年は中国国内で約22の大会が開催される予定でユースからトップチームまで全世代の育成に力を入れていく予定だったが、最近は野球界も新型コロナウィルスの影響を受けているようだ。2月1日からU10からU18までのユース世代の大会の予定も、2日前に中国野球協会から発表された資料によれば、U12の大会を延期すると発表した。

コロナウィルスの流行と安全が確認されれば、開催する予定ではあるものの、今のところは何も具体的な情報はない。ちょうどこのブログを書いていたところ、スロバキア・ユースチームのコーチから「中国に行けるのか?」という問い合わせがあった。なぜ、自分に聞いてきたのか不明だが、他国にも広がりを見せているように不安があるようだ。

この問いに自身は「まだ様子を見たほうがいい」とアドバイスをした。どうやら中国側から招待を受けてスロバキアが試合をするという話だが、このままでは安全を保障できない。ちょうど旧正月を迎える中国にとって、今後が心配の出来事となっている。野球界にもさらに影響が出てくるだろう。ひとまず、同じく様子を見ていくことにしよう。

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