いよいよ春季キャンプの季節。NPB球団よりも一足早く、琉球ブルーオーシャンズが始動した。昨年まで千葉ロッテマリーンズの投手コーチを務めていた清水直行さんが指揮官になった沖縄の球団。同時に昨年までNPBでプレーしていた選手達も多数入団して見どころ満載だ。
チームとしての初試合の日程も発表され、中国・北京タイガースと千葉ロッテ2軍と対戦することになった。北京は昨年の中国プロ野球リーグの初代王者であり、今年は沖縄県うるま市でキャンプを張っている。
中国のプロ野球リーグは最初、2002年に誕生したが運営や資金面の問題で年によってリーグ戦を開催したり、しなかったりを繰り返していた。そして昨年から「中国国内野球リーグ(通称:CNBL)」として再出発。参加したのは北京をはじめ、天津ライオンズや江蘇ヒュージホース、広東レオパーズの4チームで8月15日から約2か月半にわたって行われた。2020年は6月から約3か月間、リーグ戦が開催される予定だ。
今回の琉球と北京の試合実施には清水監督と提携している「R.E WORKS」が関係しているのではないかと予想する。この会社は昨年に中国プロ野球の視察を行っており、レポートを公開している。
参考:「R.E WORKS」のレポート
http://www.reworks.co.jp/report190920/
琉球球団は今後、NPBの3軍や独立リーグ、台湾チームと対戦していくという。同時に中国プロ野球は前述のように6月開幕予定のため、その前までは試合をすることが可能だ。プロ球団とはいえ、NPB所属球団とはまた一味違ったチーム。沖縄に本拠地を置いていることも活かして海外チームとも提携し、試合も実施してほしい。