2月15日、以前から予告していたBaseball5日本代表のデジタルチャレンジエントリーが始まった。これに合わせて申し込みのホームページも公開された。
参考:Baseball5日本代表選考ページ
https://baseball5.jp/?fbclid=IwAR1pAAHfZeKKlH5pyaDU26RMs47q1aBsN8w0VnMFW68JpHWFxOaYcrffD8w
これは12月、メキシコで行われるW杯に向けて、アジア予選に出場するための日本代表選出。予選となるアジアカップは4月にマレーシアで開催予定だ。昨年11月に大阪・堺であった世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の総会において同大会の実施が発表された。
昨年の時点で世界69ヶ国で体験会やイベントを開催するなど、約3年前に誕生したこの競技が今回、W杯という形で表舞台に登場することになる。既に2022年のユース五輪でも実施競技に選ばれており、追い風が吹いている。この勢いに乗って最強の日本代表をつくろうということだろう。
Baseball5はグラブやバットを一切使わない手打ち野球。道具を必要としない分、スピード感があり、早ければ1試合15分で終了することができる。15分で終わるということは、野球のように「間」がないということだ。出塁すればすぐ進塁する必要があるし、守備時には流れるような素早い送球が必須となる。
誰にでも気軽にできる競技の分、たとえ15分間でもかなり体力は削られる。それでも野球の原点を思い出す機会となるため「楽しさ」を感じることができるだろう。今回の日本代表選考は、硬式テニスボールを使ったデジタルチャレンジ。手打ちで打球をコントロールしたり、鋭い打球を素手で捕球する。また、以前の募集要項には13m走のタイムや反復横跳び1分間の回数についても書いてあったが、いつの間にかこれらが消えている。
「あなたも、日本代表に選ばれるチャンス!」
現時点で、プロと呼ばれるBaseball5の選手がいないことから上記の言葉通り、誰でもなれる機会がある。果たして初代の日本代表になるのか楽しみだ。ちなみに自身も既にチームを編成したものの、主力が負傷してしまい、エントリー断念となった。次回大会には出場したいと思う。