【6搶1】2020年-東京五輪最終予選の実施が6月に延期の可能性

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写真:台中インターコンチネンタル球場

日々、コロナウィルスの感染者が増えていく。世界的な感染拡大の影響で国によっては入国者制限したり、一定期間隔離をするなど対策が実施されている。野球でも各国で大会が中止、または延期になる事態となっている。

その中で心配なのは、4月1日で台湾で開催予定の東京五輪最終予選だ。台湾でも上記のように入境者や隔離をしており、安全を考慮して大会を延期する可能性がある。これは世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の判断で決まる。現時点では最短で2月25日、もしくは2月末には方向性を発表する予定だ。

一部報道では、6月に延期する可能性が浮上している。ちなみにバスケットボールの最終予選も6月実施予定のため、同様にできるのではないかという話だろう。基本的にはこれまで通り、台湾開催で動いてはいるものの、選択肢として、代替地を探す必要もある。

今回のことで1番影響を受けているのは中国だろう。昨年10月のアジア選手権では、韓国を2度勝利して大会3位に入り、最終予選行きを決めた。もし台湾開催となれば、安全を考慮して必然的に隔離されるため、選手の調整が上手くいかないことになってしまう。

まずはWBSCの動向を見守ること。その決断によっては3月のアメリカ大陸予選からまわってくる2ヶ国の動きも変わる。早く世界的に安全に野球ができる日々が1日でも早く戻ってくることを願うばかりだ。

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