朝起きれば、コロナウィルスの感染者が増加している。その影響をあって咳き込むこともタブーになりつつある。中にはそれだけで電車を止める出来事が発生するなど、過剰反応する人もいるようだ。そんな殺伐とした雰囲気の中で、日本は混乱状態にある。
その不安は世界にも拡がり、国によっては入国禁止の措置やあらゆるスポーツ大会の中止、または無観客試合など対応が取られている。野球の国際大会も中止や延期になる中で、今後予定されている大会がどのなるのか日々、気になっている。その1つがBaseball5アジアカップについてだ。
来たる4月9日から12日にマレーシアで開かれる同大会では、12月にメキシコであるW杯の予定も兼ねており、これがアジア諸国にとって第一歩の大会となる。大人が出場するオープンカテゴリーは、男女2人ずつの計8人で1チームとなり、手打ちでボールを打ち、素早い送球や走塁が必要となる。
アジアカップのマレーシアでは2月25日時点で感染者は22人になっている。その内、13人が症状から回復しているという。日本と比べれば感染拡大は抑えられている印象だが、国際大会であり、世界から人が集まることを考えると、本番までまだ時間があるとはいえ、何かしらの対策をしなければならない。
開催まであと1ヶ月と少し。今の日本は代表選手選考中であり、3月中にはメンバーが決まりそうだ。日本以外では既に香港とミャンマーが練習を始めている。開催するにしても早めの判断をしてほしいところだ。