【転機】2020年-Baseball5アジアカップ開催延期も多くの人々に参加機会あり

【転機】2020年-Baseball5アジアカップ開催延期も多くの人々に参加機会あり

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写真:Baseball5 ワークショップ

コロナウィルスの影響で日々の生活が変化している日々。3月15日までの期間が感染者拡大か終息かの瀬戸際だと言われている。野球イベントも無観客試合や延期、中止等方針が決められ、安全第一として制限をされている状態だ。

来たる4月9日からマレーシアで開催予定だったBaseball5アジアカップも6月25日に延期されることが決まった。日本はちょうどデジタルチャレンジで代表選手のエントリーを募集していたところだったが、これも締め切りが3月9日から4月20日まで大幅に延長された。

もちろん、選手や関係者の安全を考えての処置。エントリー期間も延長されたことで、より多くの人々が日本代表になれる機会が拡がったプラスの面もある。今回はプレー動画で審査されることになっているため、3月15日以降に体育館など施設を借りることができれば応募は可能だろう。

12月にメキシコで開かれるBaseball5 W杯に向けての予選会。既に欧州ではフランスとリトアニアがメキシコ行きを決めた。ちなみにアジアからは上位3ヶ国が出場権を得ることになっており、香港やミャンマーでは練習が始まっている。

今回はコロナウィルスで日程変更を余儀なくされたが、その分、挑戦者が増えるというプラスの捉え方をしていこうと思う。果たして日本代表選手になるのは誰なのか。

グラブやバットなど道具は一切いらず、手打ちでできる簡単な野球がBaseball5。その分、野球のような「間」がない競技ではあるが、普及の部分で重要な役割を果たす。それは世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が目指しているものであり、今後は12月のW杯、2022年のユース五輪での競技実施が、世界的地位を高めるきっかけとなる。今後も引き続き、動向に注目していく。

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