【始動】2020年-野球オンラインサロンから誕生した「コーチズバンク」

【始動】2020年-野球オンラインサロンから誕生した「コーチズバンク」

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写真:スリランカで見た夕日

約1ヶ月にブログを書いてみる。最近まではコロナウィルスの影響による世界の野球大会の中止・延期情報を書いてきたが、時間が経った今では日本をはじめ、韓国やアメリカ、メキシコなど世界中のプロリーグも開幕が遅れることが決まった。1番最初に開幕するのは台湾プロ野球で、来たる4月11日から始まる予定だ。完全無観客とはなるものの、野球ファンによっては公式戦が開催されるだけでも、嬉しい気持ちになる。

もちろん、細心の注意を払ったうえでの行動、試合開催となる。こうした明るいニュースや誰かの新たな挑戦などはまさに文字通りの「光」となる。日本でもこのようなニュースが欲しいと思っていたとき、「コーチズバンク」という新事業開始のお知らせが飛び込んできた。

これを手掛けたのはアメリカでトラベリングチーム「アジアンブリーズ」を運営し、過去にはアジア3ヶ国で代表監督も務めた色川冬馬氏だ。今回の「コーチズバンク」は約60人の会員がいる野球オンラインサロン「ベースボールオンラインサロン(通称:BOS)」から始まったもので、個々に適したコーチを選んで指導を受けることができる人材バンクの役割を担う。

既にコーチとして参加するメンバーも紹介されており、いざ見てみると驚愕した。なぜなら、最初に紹介されていたのは元楽天で昨年はメキシカンリーグでもプレーした横山貴明投手の名前があったからだ。他にもアメリカ独立リーグ「エンパイアリーグ」で監督も務める松坂賢氏、メジャーリーグで通訳をしている傳崎夢造氏とまさに精鋭が揃っている。

一瞬見ると野球オンラインサロン発であるから、利用者は野球関係者限定だと思ってしまうが、実はそうではない。他のコーチ陣の専門分野を見てみるとスポーツ心理学やスポーツIT、留学や語学習得と取り扱う分野は広い。ここにいるメンバーはみな、それぞれの専門分野を磨くため、日本を飛び出して海外で学んでいる。つまり、利用者は少なくとも日本+海外の2種類の考え方や実践法を知ることができる。

まだこのプログラムが始動して数日しか経っていない。もちろん、これからがスタートではあるものの、指導者本人からの言葉がないと個々のビジョンが見えてこない。現状では、面識がある人しか入れなさそうという印象だ。ぜひ、今回の「コーチズバンク」に参加するきっかけや今後の取り組み等を本人の言葉で紹介してほしい。BOSの紹介記事にもあったが「自分の市場価値」を高める機会となるならば、まずは「お前は誰だ!」と言われたときにすぐに自分の言葉で答えられるような武器があると、信頼度もより増すのではないだろうか。

簡単な紹介文は個々にあるようだ。オンラインでもオフラインでも、相談してからとはいえ、いきなり面識がない人と何かをするというのは勇気がいるもの。
1人でも多くの人に届くように、どのようにしてオープンマインドで新規を迎え入れられるかが、第一歩となるだろう。

新たに始まったこの「コーチズバンク」。最初に依頼されるのは果たして誰なのか。そこに注目したい。

詳しくは以下、リンクから。(コーチズバンクの紹介記事)
https://b-onlinesalon.com/free/coachesbank/

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