□メディアデビュー
このたび発足した青森県の弘前学院聖愛女子硬式野球部が4月11日、初練習を行った。去る9日は筆者もファーストミーティングに参加して希望に満ちた選手たちと対面してきた。そのときの様子がこちら。
弘前学院聖愛硬式野球部には伝統的な野球ノートがあり、その日の出来事や気づき、学びなどをまとめる。これは男子硬式野球部で使用されているが、女子硬式野球部でも同様に活用されている。毎日、その日の様子がノートとして送られてくるため、たとえ現地にいなくとも様子を知ることができるのはありがたい。
そして、本日は初練習ということで、地元メディアからの取材を受けたとのことだ。
取材者の視点から選手は自身のチームを宣伝し、自分自身の想いを伝える絶好の機会だと考えている。女子野球を通じて青森県や女子野球という競技の良さを伝え続けてほしい。以前、筆者がある中学生選手に取材をしたときには謙遜しすぎて、選手からはなかなか言葉が出てこなかったこともあった。
「私たちが青森県や女子野球のことを伝える」
この気持ちがあれば、メディア露出の回数を重ねてその目標に近づくことができる。まだ慣れないことが多いとは思うが、中高生のうちから社会に向けて活動や想いを発信できる環境は素晴らしいし、どんどん活用するとよいと思う。行き過ぎたことなど、危険なことから守るのは我々の役割なのだ。
まずは練習を重ねて実践感覚を養う。そして、試合ができるようになったとき、力が発揮できるかどうか、今後の弘前学院聖愛女子硬式野球部の成長が楽しみである。ぜひ、その過程に注目してほしい。また進捗があれば、こちらでも引き続きレポートしていく。