世界女子野球プロジェクト-驚愕-

世界女子野球プロジェクト-驚愕-

未来改変

前回記事:女子野球プロジェクト-衝撃-

【注:この記事は世界女子野球プロジェクトの進捗報告をする内容です】

 「そういえば、明日から千葉県でクラブ選手権が始まるね…」

 弘前学院聖愛高校で世界女子野球プロジェクトの告知チラシを指導者に手渡しをした帰り道。阿部翔太代表はふと、上記の言葉を呟いた。

 その次に飛び出した言葉はまさに衝撃的であり、当初の予定には全くないものだった。

「明日、車でクラブ選手権の会場に行こう!」

 この言葉を聞いたとき、助手席にいた筆者は凍り付いた。千葉県成田市と佐倉市で開催されている「女子野球クラブ選手権」の会場までは、青森から車で約800キロ、時間にすれば約8時間もかかる。

 急遽、現地に行くと決めた理由は、できたてのチラシを大会出場チームに配り、このプロジェクトの認知度を高めるため。

 そこて、8月26日夜に出発することになり、23時に合流した後、車を走らせた。

 高速道路に入り、最初の休憩所である津軽サービスエリアに入ったときのこと。阿部代表がある一言を発する。

 「気持ち…切れた..」

 そうなのだ。何度か休憩を取るとはいえ、総時間は約8時間と800キロの距離、青森からだと果てしない距離である。

 この数日間で超高速で駆け抜けた日々、国内外に向けた協力者を募ったり、チラシ作成等で阿部代表の疲労が溜まっていたのだ。

 疲労に加えての長距離運転はまさに過酷だ。その後、話し合いの末、今回の「遠征」は断念することになった。

 今回の「遠征」は行かないことにしたものの、その代わりに1日休養を取った上で再び、活動実施に向けて走り出す。

 衝撃の言葉から始まったこの一連の出来事は、当プロジェクトが終わった時のネタ話になるだろう。

 今回はネタ的要素だったが、プロジェクトはこれからも続いていく。次回をお楽しみに!

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